俺はなんにも殺したくない。死んで欲しくもない。全てがあるべき姿で始まり、そのままの自然な流れで完結していけばいいと思う。
しかしそんな考えはある種の傲慢で盲目的だとも思う。世界は間違いなく途方もない犠牲の上に成り立っている。言ってしまえば俺の生活だってたくさんの犠牲の上にある。
そしてそれをしょうがない犠牲だと吐いて捨てる奴もいる。俺にはそんなことはわからない。わからないがなぜか冷静ではいられなくなる。
俺は世界と対峙していきたい。世界は祝福と残酷さとを同時に内包している。そこに立ち向かっていきたい。
目を閉じるなよって思う。なんにしろ自分が悔しい。
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