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フジ ミネ子
(no subject)
だほん
今日は代々木ザーザズーにてワイルドガンクレイジーこと冬真さんのイベントでした。
いやーめちゃめちゃ楽しかった。
もう書くこといっぱいあるんですけど力尽きそうなんでまた後日かきます。
来てくれた方聴いてくれた方ありがとう。
七月もぶちかまします。
ではおやすみなさい。
いやーめちゃめちゃ楽しかった。
もう書くこといっぱいあるんですけど力尽きそうなんでまた後日かきます。
来てくれた方聴いてくれた方ありがとう。
七月もぶちかまします。
ではおやすみなさい。
「己を失うことによって、己を見い出すこと」
江國香織の「なつのひかり」を読み終わった。
俺はどんな場所にいようと本を読む。しかし案外、本を読み終える場所にはこだわる。といってもどこと決めているわけではない。読み終わった瞬間に余韻に浸れるかどうか。その一点においてだけこだわる。
いつもは自分の部屋の中。今回は地元の駅のベンチで読み終えた。
おもしろかった。しかし、よくわからなかった。というよりもわけがわからなかった。
作者にはきっと謎解きをさせる気もなく、何か明確なメッセージを伝える気もない。
ただ、手触りや温度や景色がとても伝わってきた。タイトルのとおり、なつのひかりのようだった。それだけで充分であり、どうやら本というのは、「よくわからない」と「面白くない」の2つの感想が正比例するものではないらしい。
頭からケツまで細部に渡り理解しようとするのが馬鹿馬鹿しい、しかしとてもおもしろい、そんな本だった。
きっと俺は江國香織とはウマが合わない、と改めて思った。
しかし、本の感想というものは書けば書くほど虚しくなるのはなぜだろうか。これは他の人も持ち得る感覚だろうか。俺は俺自身の本の感想についてあまり興味がないのだろうか。なのになぜ書くのか。
最近矛盾が矛盾のくせに当たり前のように俺の意識の中に存在して、存在するだけなら今にはじまったことではないがわがもの顔で意識の表層をばっこし俺を責め立てるのでタチが悪い。
まあそんなことは別にいいんです。
虚しいだのくだらねえだの言ってるとそんな自分にさらに虚しくなる。馬鹿馬鹿しい。俺はいつだって俺に苛立ってる。
坂口安吾の「白痴」という本を読み始めた。とても読みごたえがある。生活における虚無に対して真っ向から立ち向かっているかのような文章。
この虚しさはどこからくるのか。きっと地平線から。あるいは母の胎盤から。またはか弱き妹の小指から。果ては俺が俺でしかないという事実から。
今日は少し混乱しました。どんなに前向きな言葉を吐くにも歯が砂を噛んだようにざらりとします。
もっと眼が醒めれば良いのに。
明日はライブです。ぶちかまします。
俺はどんな場所にいようと本を読む。しかし案外、本を読み終える場所にはこだわる。といってもどこと決めているわけではない。読み終わった瞬間に余韻に浸れるかどうか。その一点においてだけこだわる。
いつもは自分の部屋の中。今回は地元の駅のベンチで読み終えた。
おもしろかった。しかし、よくわからなかった。というよりもわけがわからなかった。
作者にはきっと謎解きをさせる気もなく、何か明確なメッセージを伝える気もない。
ただ、手触りや温度や景色がとても伝わってきた。タイトルのとおり、なつのひかりのようだった。それだけで充分であり、どうやら本というのは、「よくわからない」と「面白くない」の2つの感想が正比例するものではないらしい。
頭からケツまで細部に渡り理解しようとするのが馬鹿馬鹿しい、しかしとてもおもしろい、そんな本だった。
きっと俺は江國香織とはウマが合わない、と改めて思った。
しかし、本の感想というものは書けば書くほど虚しくなるのはなぜだろうか。これは他の人も持ち得る感覚だろうか。俺は俺自身の本の感想についてあまり興味がないのだろうか。なのになぜ書くのか。
最近矛盾が矛盾のくせに当たり前のように俺の意識の中に存在して、存在するだけなら今にはじまったことではないがわがもの顔で意識の表層をばっこし俺を責め立てるのでタチが悪い。
まあそんなことは別にいいんです。
虚しいだのくだらねえだの言ってるとそんな自分にさらに虚しくなる。馬鹿馬鹿しい。俺はいつだって俺に苛立ってる。
坂口安吾の「白痴」という本を読み始めた。とても読みごたえがある。生活における虚無に対して真っ向から立ち向かっているかのような文章。
この虚しさはどこからくるのか。きっと地平線から。あるいは母の胎盤から。またはか弱き妹の小指から。果ては俺が俺でしかないという事実から。
今日は少し混乱しました。どんなに前向きな言葉を吐くにも歯が砂を噛んだようにざらりとします。
もっと眼が醒めれば良いのに。
明日はライブです。ぶちかまします。