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娯楽
今の俺の唯一の娯楽は読書だ。
音楽と唄は俺の中で娯楽といえるものではなくなった。生きていることの証だ。
しかし、自分自身の生きている証とずっと向き合い続けるのは疲れる。たまには誰かの思想や人生を覗きたくなってくる。本はその上での最高のツールだ。
池袋ウェストゲートパークの主人公、真島誠は本当にかっこいい。
ヤツはヒーローではない。巻数をますごとに人間臭くなっていく同年代のどこにでもいるような男だ。
しかし他のヤツと違っているところは、自分自身をとてもよくわかっているということ。卑下も誇張もせず、肥りすぎた自尊心なんかは持ち合わせていない。嫌味がない。
この本を読むごとに、石田衣良ではなく本当に真島誠という男がこの現実の池袋で書いているんじゃないかという錯覚に陥ってくる。とても面白い本だ。
なんであれ、毎日の楽しみがあるというのは素晴らしいこと。金はないが、余裕が持てる。
俺はどうやらペシミストで、人間やこの世界の暗い部分に目がいきがちだが、いつだってユーモアは忘れないようにしたいとそう思った。眉間に皺を寄せてばかりじゃ、息がつまる。
どうせしわくちゃになるなら、笑いじわの目立つ爺になりたい。
音楽と唄は俺の中で娯楽といえるものではなくなった。生きていることの証だ。
しかし、自分自身の生きている証とずっと向き合い続けるのは疲れる。たまには誰かの思想や人生を覗きたくなってくる。本はその上での最高のツールだ。
池袋ウェストゲートパークの主人公、真島誠は本当にかっこいい。
ヤツはヒーローではない。巻数をますごとに人間臭くなっていく同年代のどこにでもいるような男だ。
しかし他のヤツと違っているところは、自分自身をとてもよくわかっているということ。卑下も誇張もせず、肥りすぎた自尊心なんかは持ち合わせていない。嫌味がない。
この本を読むごとに、石田衣良ではなく本当に真島誠という男がこの現実の池袋で書いているんじゃないかという錯覚に陥ってくる。とても面白い本だ。
なんであれ、毎日の楽しみがあるというのは素晴らしいこと。金はないが、余裕が持てる。
俺はどうやらペシミストで、人間やこの世界の暗い部分に目がいきがちだが、いつだってユーモアは忘れないようにしたいとそう思った。眉間に皺を寄せてばかりじゃ、息がつまる。
どうせしわくちゃになるなら、笑いじわの目立つ爺になりたい。
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