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沈黙を気取れない

Vo太一の日記
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  • 04/04/01:45

情報

今日はfrancis'練習だった。学校のスタジオがまだ空いていないので、梅ヶ丘のリンキーディンクスタジオで練習をした。良いスタジオだった。


帰りに駅のホームで本を読みながら電車を待っていたら、俺のすぐ右方向から男の声で「あの駅員ぶん殴ってやろうかと思った。」というのが聞こえた。
声のトーンに刺があったので少し驚いてそっちをみるとサラリーマン風の男とその彼女であろうかという女の人がたっていた。歳は多分20代後半といったところだ。彼はつづけてこんなことをいっていた。

「おまけにスイカも使えなかった。」
「え、なんで使えなかったの?」
「わからない。しかも明日は使えずに9日から使えるらしい。本当に恥をかかされた。」

男の人は神経質そうな目をしていた。目があったらなんだか睨まれそうだったのでちらっと見てやめた。不機嫌そうな男の人に対して女の人は居心地が悪そうにしていた。
俺は彼のイライラにあてられるのがいやだったのでその場を離れた。知りもしない人の刺のある愚痴を聞く気分でもなかった。あれはあまりいいもんじゃない。

左のほうのベンチが空いていたのでそこに座ることにした。
座るときに俺から見て左となりのベンチに茶髪の若い女の人が座っているのが見えた。同い年くらいだろうか。顔は可愛かった。しかし、彼女は黒いクシで茶髪の少し痛んでそうな髪をとかしていたのだけれど、なんというか、それがとても無防備そうに見えた。目もトロンとしていたし、座っている姿勢からは完全に力が抜けているように見えたから、俺はさらに無防備そうな印象を受けた。
キャバクラ嬢でもやっているのだろうかと俺は思ったが、それにしては着ている服が地味だった。キャバ嬢というよりも男関係に苦労しているちょっとゆるいお姉さんって感じだろうか。俺は彼女の風貌からそんなことを連想した。実際に彼女が男関係で苦労しているかどうかは俺には知りえないことだが。そして彼女からしたら俺の連想は不愉快極まりないものである。ごめんなさい。

電車が来て乗るときに、俺は彼女と同じ出入り口から乗ろうとしてタイミングがぶつかってしまった。
すると彼女は俺が先に乗れるようにスペースを譲ってくれた。なので俺はすこし頭を下げて先に電車にのった。
本当に少ししか頭をさげなかったので彼女がそれを認識できたかどうかはわからない。
昔から俺はすこし引っ込み思案なところがあるので、知らない人に対してそういうジェスチャーをちゃんとするのは苦手だ。そのたびにちょっとした後悔をしたりする。なんにしても意思表示は大事なものだと思っているから。
他人に対しての気遣いからかどうかはわからないが、彼女が俺にスペースを譲ってくれたことで俺の抱いたイメージがすこしふんわりとした。きっとああいう女性は見た目よりもずっといい人なんだろうな、と俺は勝手に決め込んだ。調子の良いヤツなんだ俺は。

電車が走り出した時に、窓からさっきのサラリーマン風の男のカップルが見えた。男はやはり神経質そうな顔をしていたし、女の人もあまり楽しそうにはしていなかった。
俺の耳には「恥をかかされた」という言葉がやけに残った。普段そういう理由で誰かに腹を立てたりするだろうか?俺にはあまりそういう覚えがない。羞恥心による他者への怒り、というのは新しい概念だなと思った。
やはり日本人は恥をかかされたかどうかということをとても気にするのだろうか?いやそれは俺にはわからない、日本人全員に聞いたわけじゃないから。
ただ俺にはあの男が、プライドが山ほど高くそれでいて神経質さも持ち合わせているタイプの人間の典型的な例に見えた。なかなか周りにはいないタイプだ。どういう生活を送っているのだろう、と思った。


俺はこのようにして練習からの帰り道に人間観察による思考を楽しんだ。自分勝手にあれこれと通りすがりの人の人格を想像するのは楽しい。答え合わせができないのが残念だが、それはそれで面白い。
それに、自分で言うのもなんだがなかなかに俺の考察は当たっているんじゃないかと思う。
人は往々にして何気ない身振り素振りのなかに自分の内面を露呈してしまうものだと俺は思っている。よく観察をすれば、その人の内面を捉える上での情報をだいたい汲み取ることができる。人は垂れ流しているのだ、自分の情報を。そこに気付いている人はどれくらいいるのだろうか?いるようで、なかなかいない気がする。
無意識には感じていても、なかなか意識下の情報としては扱えないものだ。

まぁ、そこに気付いているからと言って俺が情報を垂れ流さんがために何か工夫をしているわけではない。
しいて言えば少し馬鹿に振る舞っているくらいだ。しかしもう20歳なのですこし方向性を変えたい。もう少し、ジェントルマンに、スマートに、クリエイティブに。無理か?無理だ。


まぁそんなこんなで、つらつらと日記を書いて見た。予想よりも長くなった。自分でびっくりだ。
今日も寒さで眼鏡が曇った。きっと明日も曇るだろう。そして明日はライブです、とても楽しみだ。ぶちかまします。


みなさんおやすみ。






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